詩・モード Z a m b o a volume . 7 |
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例えば街頭でそうアンケートをとったとして、 僕は学生のときに中原中也の詩集を文庫で買った。 いま生きているこの時代の僕達の言葉で、 読者おいてきぼりの技術なんかいらない。 |
photograph : : ni-na |
ぼくにもわからないけれど もう絵を描くことはやめにするよ |
と言っています。 手話での会話です■mail magazine"Tokyo night wave |
2月の朝の陽射しは ドライブをするにはとても心地よくて
まわりのものがはっきりと見えるよ
でもこれが夏だったら スピードをつけてもっと先へ 進むことができるのに
野球場の照明の上には大きな青空が広がっている きみはそばでカラーボールを空に投げてみる 世界がなつかしい輝きでひろがった
静かに日々を過ごしていたかった 生きるのがつらいとき嘘をついたり でもとても器用になんか生きれそうもない
そしていつのまにか 僕は外ばかりを見ていた 夏に 列車で前髪が揺れる ただ 景色が流れていくのを見てた
きみと話をするようになってから毎日が楽しい でも人を好きになると 明日が見えないほど 笑っている方がいいよ
大きな積乱雲とか 木々の間から光る太陽とか 寝転んだら気持ちよさそうな大きな原っぱとか クレヨン うさうさリンゴ
私の気持ちはどこへ行くのか 鋭どい方へ --- やわらかい方へ --- どちらへ行くのか
愛を失った私は 一生をその愛の思い出を想いうかべるだけ 何をしてもその思い出の楽しさには勝てない 自分の一生と引き換えにその思い出を守ることだけ 私はその中で生きる
空気が乾いているみたいだね
センチメンタルなキスができそうな 2月の朝の陽射しのある 車の中でそんなことを思った |
photograph : : ni-na |
時間がないからなどではなく、 私が詩を書くようになるのは でも思い立って、 私は最近、 やらなきゃいけないことで頭が毎日追われて、
昔自分に悩んでいた時があって、 私はよくこの言葉で励まされたものです。 「僕たちはなんでもないことに対して |
秋の小雨と 公衆電話の光が アスファルトを少し輝かせているようです もう一度 僕は夜の街を見た なんだかすべての世界が |
photograph : : ni-na |
> > 詩は、自分が書く、誰かが読む、そのあわいを生きます。 誰かに読んで頂かないと詩は響きません■mail magazine"Tokyo night wave |
校庭を走るきみをみていた |
いつも中途半端だと言われます。 それと変な話もします。 大学を辞めてから僕は何にもしていない時、 朝起きれなくて夕方起き、寝るのがいつも明け方という バイトをやり始めてから徐々に変わっていったのだけれども、 |
小さな漁港近くで ぼくらは車に乗って旅をした 赤いトリッペンのサンダルを脱いで入った きみがふつうに言った あの時の赤いトリッペンの サンダルのままで 綿のスカートのままで でもどうすることもできなかった 赤いトリッペンのサンダルと ふんわりとしたパーマの女の子を見かけるたびに あの時の小さな砂浜のことを思い出す |
日常大した事件などなくても、人の感情は熱くて深くて静かに動いている。 |
2000.7.30〜2001.2.22 http://www3.ocn.ne.jp/~tokyoart/ メールマガジン"Tokyo nighit wave"より(現在は休止しています) |